~土場藩国~



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経済グループの創設にむけて


世界平和は、それを脅かす危険に見合った創造的な努力をなしに守ることはできない。
世界は一日にして成らず、また、単一の構想や正義によって成り立つものでもない。
事実上の結束をまず生み出すという具体的な実績を積み上げることによって築いていくしかない。

世界の国や地域が結束するためには、第七世界人と他世界人の敵対関係が解消されなくてはならない。
いかなる行動が取られるにせよ、まず第一にこの両世界がかかわっていなくてはならないのである。

この目標を念頭に、土場藩国は限定的ながらきわめて重要なひとつの分野でただちに行動が取とられるように提案する。すなわち−−

レムーリアの国々が自由に参加できるひとつの機構の枠組みにおいて、土場藩国の食料とレムーリアの資源を共通の最高機関の管理下に置くことを提案する。

食糧と資源の生産を共同管理することにより、世界の平和に向けた第一歩となる経済発展の共通基盤が築かれるはずであり、ひいては、長きにわたって食糧・資源の製造に躍起になり、絶えず自らその犠牲者となってきた地域の運命を変えることになる。

このようにして共同生産性が確立されることにより、単純明解に、第七世界人と他世界人の間のいかなる戦争も想像すらできなくなるばかりでなく、物理的にも不可能になる。経済をともにするというのは、生活を共にすることである。

誰しも自らの欲するものを手に入れるには他者の手を借りずにはいられぬことを思い出してほしい。
われわれの生産体系は1国、1地域ですべてを賄えるものではない。
だからこそ、参加の意志をもつすべての国に対して開かれ、最終的にはすべての参加国に同一条件で工業生産・生活の基本要素を提供する組織が必要となるのだ。
強力な生産単位が設立されることで、参加国の経済統合に向けた正真正銘の基盤が築かれるだろう。

その成果は、生活水準の向上と平和の実現に寄与するという目的に沿って、分け隔てなく、また、例外なく、すべての設定国民へ提供されることになる。

提案は平和の維持に欠くことのできない世界間取引における初めての実質的な基礎の実現につながることになる。

このように明確に規定された目的の実現を促すために、土場藩国は以下の原則に基づいて交渉を開始する用意がある。

この共通の最高機関に課せられる任務は、生産の近代化と品質の向上、他の参加国の市場に対する同一条件での食糧と資源の供給、他の国に対する共同輸出の振興、これら産業で雇用される労働者の生活条件の均一化と改善をできるかぎり短期間に確保することである。

こうした目的を達成するにあたり、現状では参加国の生産条件に大きなばらつきがあることに鑑み、生産投資計画の実施、価格平準化のための補償機構の設立、生産合理化を促進するための構造改革基金の創設といった一定の移行措置が実施されるように提案する。
参加国間の食糧と資源の移動は、ただちに関税が免除され、差別輸送料の影響を受けないことになる。
さらに、最高水準の生産性で生み出される生産物のもっと合理的な流通が自然に実現するような条件が漸次整備されることになる。


流通と国内市場の利用に制限的慣行を押しつけ、高収益を維持する傾向の強い国際カルテルと違い、この機構は市場の融合と生産と拡大を保証するものである。

帝国の環状線および、藩国内部の軽工業の起こりはこの活動を後押しするだろう。

異常な利益ではなく平和を、親を亡くしたこどもを、よるべのない老人を作らない世界のために私たちにできることを。
子に残すものは今よりマシな世界であると胸を張って言える世界を作るために。

これは、各国の協力をお願いする1つの提案である。



土場藩王 あさぎ

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